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【活用事例】生徒の変容の把握に客観的な視点を(三浦学苑高等学校)

三浦学苑高等学校

【活用事例】生徒の変容の把握に客観的な視点を

「10の生徒像」とコンピテンシーを対応させ、変容の把握に客観的な視点を

 

 

本校では「10の⽣徒像」を定めています。⾃⼰肯定感の持てる⽣徒、⾃律できる⽣徒、主体的に⾏動できる⽣徒、学び続ける⽣徒、教養のある⽣徒、礼儀正しい⽣徒、リーダーシップがある⽣徒、変化に対応できる⽣徒、コミュニケーションできる⽣徒、思いやりのある⽣徒です。これらを「Ai GROW」のコンピテンシー項目と対応させることで客観的に変容を見ていきたいと導入を決めました。

「10の⽣徒像」がそれぞれどのコンピテンシーに相当するのかを話し合い、課題設定、論理的思考、個人的実行力、自己効力、表現力、共感・傾聴力を測定することに決めました(各コースで異なるので一例です)。活用シーンは、生徒の特性把握、面談、進路指導、部活動や学校行事、教育活動の効果検証、「探究」の設計・評価、カリキュラム・マネジメントの推進など多岐にわたります。

本校では、横だけでなく縦のつながりも強く、部活動を通じた他学年との関わりを⼤切にしています。目指すのは、下級生たちが⾝近な先輩や仲間をロールモデルにして「⾃分もこうしてみよう」とモチベーションを上げること、先輩という立場になったときにはリーダーシップを取れるようにすること。部活を通じた生徒の成長も「Ai GROW」で見ていきたい部分です。また、教員もロールモデルの一人として学ぶ姿を生徒に見せることが大事だと考えており、教員⾃⾝も⽣徒と⼀緒に成⻑していく気持ちを持ち続けようと思っています。