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【活用事例】SSHの科目で「自己効力」「影響力の行使」の伸びを確認(三重県立上野高等学校)

三重県立上野高等学校

【活用事例】SSHの科目で「自己効力」「影響力の行使」の伸びを確認

福田武司先生

SSHの科目で「自己効力」「影響力の行使」の伸びを確認

 

探究活動を通じた生徒の変化を定量化すること、スーパーサイエンスハイスクール(以下SSH)での取り組みを評価できるエビデンスを獲得することを目的に「Ai GROW」を導入しました。生徒の成長を客観的なデータとして取得して、理数科やSSH事業の運営指標とし、「仮説-検証-改善」を繰り返すことでより良い活動を構築できると考えています。

理数科にはSSH科目として、1年生では探究活動の基礎を行う「みらい探究RⅠ」、2年生では探究活動を実践する「みらい探究RⅡ」、3年生では成果のまとめを行う「みらい探究RⅢ」があります。課題研究をコアに置いており、特に定量化を期待したのは、課題設定、論理的思考、疑う力、自己効力、影響力の行使、です。

受検の結果、特に成長が確認できたのは1年生では創造性、表現力、影響力の行使、2年生では創造性、自己効力、影響力の行使、でした。1年生に関しては、プチ課題研究(物・化・生・地)を通じ、課題研究のプロセスを複数回体験したこと、2年生に関しては、自らの役割と関わり方を考えながらグループで課題研究したことの効果ではないかと考えています。

「Ai GROW」のデータは担任によるクラス運営や、生徒や保護者との面談でも生かしていきたいと思います。また、生徒同士が相互評価することは、自分の行動を振り返る力や、他人を思いやれる想像力を育むことにつなげられるのではないかと期待しています。

 

logo_aigrow 主な用途と活用シーン
生徒の特性把握 クラス・マネジメント 面談または三者面談 保護者会 「探究」の設定・評価・効果検証

 

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