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title: 【探究への道 第22回】金 崇裕先生（追手門学院中学校高等学校）
description: 【第22回】2023年６月配信　金 崇裕先生（追手門学院中学校高等学校）
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[探究への道 ](https://blog.aigrow.jp/tankyu-journey)

# [【探究への道 第22回】金 崇裕先生（追手門学院中学校高等学校）](https://blog.aigrow.jp/tankyu-journey/022)

 作成者: [IGS株式会社](https://blog.aigrow.jp/tankyu-journey/author/igs株式会社)｜2023/05/31 15:00:00

## **問いを立て、深める －生徒主体の学びを引き出すアプローチ－    **

### この記事から分かること

- 「Impulse・Experience・Reflection」のサイクルを活用し、生徒の内発的な学びを引き出す授業設計の工夫
- O-DRIVE（Design・Reflection・Inquiry・Vision・Empathy）を基盤とし、生徒自身の問いからスタートする探究の実践
- 探究的な学びを深める授業改革を支える教員同士の対話と協働

### ** 学院理念に基づいた育成目標 **

本校は、「独立自彊・社会有為」の学院理念の下、本質的な問いに対する内省を通して、他者に共感し他者と協働することで、あらゆる自分に気付き、自らの価値観で正しい判断ができる生徒の育成を目標としています。

### ** 詰め込み型教育から探究への転換  **

かつては詰め込み型教育を行っていましたが、学校が予備校化しているのではないかという先生方の疑問から「学校としての役割」「生徒の真の幸せ」について教職員全員で改めて話し合い、問い直しました。その結果、「自己の価値観を正しく形成し、他者とともに倫理ある文化、社会を形成する、真のリーダーを育成すること」を目標に、 教育や授業、各種行事の再設計を試みることになりました。この目標を達成するために「学びの個別化・協働化・プロジェクト化のゆるやかな融合」を一つの教育手段として授業設計を行っています。

### ** ****学びを深める3つのサイクル**

本校の授業設計では、以下の3つをサイクル的に回し続けることを重視しています：

1. **Impulse（衝動）**
2. **Experience（経験）**
3. **Reflection（振り返り）**

生徒一人ひとりの中にあるワクワクやモヤモヤなど、生徒自らが学びに対する渇望を創出することから始まり、学びに対する経験や振り返りを行うことで、さらなる 「Impulse（衝動）」をかき立てることが重要であると考えています。そのようなサイクルの繰り返しから生徒は自己肯定感を高め、社会の一員であることを認識し、自分がどうありたいか、自分にとっての幸せとは何かを考え追求することができると思います。

### ** O-DRIVE（Design・Reflection・Inquiry・Vision・Empathy）を重視した探究 **

本校では2019年度に探究科を設立し、独自カリキュラムとシラバスを作成して探究に取り組んでいます。シラバスの作成に当たっては前述の３つのサイクルと「O-DRIVE（Design・Reflection・Inquiry・Vision・Empathy）」を大切にしています。

例えば、私が担当する物理の授業では、自分たちの身近な疑問や不便さ、解決したい課題などから生徒が自ら問いを設定。これが学びのスタートになります。その後、立てた問いは他者も共感できるものなのか、解決するべき課題なのかを自ら調査することで、自分軸だったものが他者軸へ切り換わります。この課題に向き合い、解決に向けた方針のプロトタイプの作成・検証を繰り返す経験から、内発的衝動によって生じたさらなる「問い」を生み出すことにもつながります。このサイクルは、生徒が本当の意味で主体的に学び続けるためには欠かせないものであると考えています。

### **  ****授業改革を支える教員同士の対話**

探究的な学びを深めるための授業改革はまだ始まったばかり。その中で重要な鍵となるのが「教員同士の対話」です。それぞれの教育観をもちより、その多様な価値観の中で一つのものを作り上げる。そのためには教員がチームとなり、授業をワクワクしながら設計していくことが大切であると考えています。一人よりも二人、二人よりも三人……。生徒も教員も一つのチームとなり試行錯誤を繰り返しながら、その過程を大切にこれからも一歩ずつ歩みを進めていきたいと思います。

※「O-DRIVE」について：https://www.otemon-jh.ed.jp/o-drive/ 

 

 ※内容はすべて2023年6月当時の情報です。  

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