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【活用事例】無意識で行われていた教育活動の効果を「Ai GROW」で再定義(白梅学園高等学校)

作成者: Ai GROW 運営事務局|2021/08/11 3:27:09

教育活動を企画・実行し、省察して次の活動につなげる営みは、学校現場においては無意識的に行われていますが、成果を可視化する取り組みはあまりなされてきませんでした。そこで、教育活動の意義を再検討できるのではと期待し、「Ai GROW」を導入しました。きわめて定性的に語られる日常的な教育活動の成果を、定量的な評価によって可視化したいと考えたのです。

導入後は、教育活動の効果検証に加え、生徒の特性把握、面談、部活動や行事、保護者会でも活用しました。コロナ禍で教育活動が制限されるなか、学級内の人間関係の構築は通常のプロセスと異なり、教員の既有の知識や経験では判断が難しいことも出てきましたが、相互評価を通じて客観的な生徒理解を深めることができました。

特に成長を期待したコンピテンシーは、課題設定、論理的思考、疑う力、自己効力、共感・傾聴力、柔軟性、でした。本年度は各生徒にiPadが貸与された初年度で、デバイスやプラットフォームを用いた学習やコミュニケーション活動を行った結果、潜在的に耐性と柔軟性があるということが明らかになりました。

今後の修学旅行や文化祭などでも積極的に活用し、生徒にコンピテンシーを意識して活動させるなどして、成果を検証していきたいです。コンピテンシーを知ることを通じ、生徒の自覚的・非自覚的な長所を伸ばし、不透明な今後の世界において、自分がどのような存在なのかを理解し、能動的に人生を切り拓いていける人材を育成していきたいと考えています。

主な用途と活用シーン
生徒の特性把握 各教育活動の効果検証 面談または三者面談 保護者会

部活動・学校行事の
効果検証

 

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